広島の「わかさ歯科クリニック」です。
9月に入って数週間が経過し、街を歩く子ども達も、だんだんと夏休みモードから日常モードに変化してきているように感じます。

さて以前こちらのブログで、喫煙者は歯周病の進行に気が付きづらいので、定期的な健診を受けて、人一倍気を付けましょうというお話をさせて頂いたことがありますが、国立がん研究センターが行った調査によると、歯周病に気が付きにくいだけの話ではなく、喫煙者は歯周病になりやすいということが分かりました。

この調査は、男性552人・女性612人を対象に行われたものです。
まったくタバコを吸わない男性に対し、喫煙男性の歯周病発症率は約3.3倍ということです。
喫煙男性だけでなく受動喫煙男性も同じく歯周病発症率が高いことが分かっているので、自分が吸わなくても注意が必要ということになります。

※ただ不思議なことに女性の場合、受動喫煙との因果関係は数字として表れず、男女比についての謎についての解明はできていません。

わかさ歯科クリニック