こんにちは。広島市中区の「わかさ歯科クリニック」、院長の有田一喜です。

ここ10年くらいでしょうか? 歯周病という言葉を、一般の方もよく見聞きするようになったと思います。今では虫歯と並んで、歯医者で治療を受けるトラブルの代表選手のようになっています。

そもそも歯周病というのは、口の中の細菌が歯肉に侵入し炎症を起こす病気です。放っておくと、歯を支える土台である骨まで溶かしてしまいます。
歯周病には、強い痛みを発する虫歯と違い、自分で気付きにくいという面倒な特徴があります。
その上、ちょっとした風邪のように勝手に治るかと言えば、それもありません。健康なお口を取り戻すためには、必ず治療が必要なのです。

治療をしないでおくと、歯ぐきから膿が出たり、口臭の原因になったり、最悪は歯が抜けてしまいます。
こういった事態を避けるためにも、歯科医に来て正しいブラッシングを教わり、それを実践することや、プロによる歯石除去を受けることが大切になってきます。

つまり、まずは自分が「歯周病かも」と気付くことが重要なわけです。
次回、歯周病の患者さんによくある症状を説明しますので、気になっている方はぜひご覧ください。

わかさ歯科クリニック