こんにちは。広島市中区の「わかさ歯科クリニック」、院長の有田一喜です。

歯列矯正治療のお話をしていますが、ここまでは大人の矯正についてご紹介してきました。大人の場合、20代の若者から70代のおじいちゃん、おばあちゃんまで、さまざまな年代の患者さんにこの治療を施しています。

では、逆にお子さんの歯並びが気になる場合はどうすればいいでしょうか。
当院では、お子さん向けの矯正治療も行っていますが、大人にするのとは少し違いがあります。今日はそのお話をしようと思います。

ご自分のお子さんの歯並びが良くない、となれば一刻も早くキレイにしてあげたいと思うのが親心だと思います。でも、あまり早いうちに仕上げすぎても良くないんです。
というのは、お子さんの歯や顎はまだ成長の途中ですから、例えばもう少し成長した後に親知らずが出てきて、結局歯並びがガタガタになってしまうということも考えられます。
こうなってしまってはまったく意味がありませんから、様子を見ながら数年の時間をかけてじっくりと向き合っていくことが大切になるのです。

ただし、下あごが上あごの前に出てしまう受け口の場合などは、早めの対応が望まれます。単純な歯並びの悪さ以外にも問題がありそうな場合は、早めに歯科医を受診するようにしてください。

わかさ歯科クリニック