こんにちは。広島市中区の「わかさ歯科クリニック」、院長の有田一喜です。

みなさんは「予防歯科」というのをご存知でしょうか。
以前にもこのブログに書いたことがありますが、大切なことなので改めてお話をしようと思います。

予防歯科は、その名の通り、虫歯になってから治療するのではなく、虫歯になるのを未然に防ごうという考え方に基づいています。
最も分かりやすい例は、毎日の歯みがきでしょう。「予防歯科」という言葉をご存知なくても、虫歯にならないように歯をみがく人はたくさんいます。

ほかにも、定期的に歯科医を受診して、状態を把握しておくことも大切です。
ただ、歯みがきの重要性については多くの方が理解してくださっていると思うのですが、いざ「予防のために定期的に歯医者へ行こう!」となると、こちらはなかなか。
虫歯でもないのに歯医者に行くのは抵抗があるようで、痛みが出てから来院する患者さんがたくさんいます。

気持ちは分からないではないのですが、考え方次第だと思うんです。
だって、調子が悪くなくても、人間ドックに行ったり健康診断を受けたりするじゃないですか。
異常の早期発見や危険な兆候を見つけるという目的は同じです。毎週来い、とは申しませんが、虫歯治療を終えた方であれば半年に1回くらい、歯周病の方は月に1回から3カ月に1回くらのペースで来院してもらいたいと思います。

わかさ歯科クリニック