歯周病は気が付きにくい病気です。
こんにちは。広島市中区の「わかさ歯科クリニック」、院長の有田一喜です。
前回に続き、歯周病のお話をしていきます。
すでにお話しした通り、歯周病は放っておくと歯を失ってしまうこともある怖い病気です。
治療を受けない限り自然に解決することはなく、かつ自覚症状が少なく気付きにくいという厄介な病気です。
みなさんもご自分の歯を守るために、まずは「私、歯周病かも」と気付くことが大切です。
歯周病にかかってしまっている人には、以下のようないくつかの症状が出ます。もし、当てはまる項目が多いようでしたら、一度歯科医を受診してみてください。
例えば、歯ぐきが赤く腫れていたり、歯みがきのときに歯ぐきから出血があるという場合は、歯周病の可能性ありです。
あるいは、歯周病の症状のひとつである口臭も判断材料になります。「最近、なんだか口が臭い……」と思い当たることがあれば、これも歯科医に行ってみる価値があるでしょう。
また、以前に比べて歯が長くなった気がするですとか、触ってみると永久歯なのにグラグラと揺れるといった症状もあります。
これらは意識して見たり触ってみないと気付きにくいかもしれませんから、普段から注意深くチェックするのもいいでしょう。
どんな病気も、発見が早ければ早いほどいいです。
これらの症状や状態に心当たりがあれば、歯医者さんに行って相談してみてください。