継続して、そろそろママになりたいなとお考えの方向けに、妊娠前、そして妊娠中の歯や健康のお話や、デンタルケアのお話をさせていただいておりますが、今回が最終回になります。
前回同様、どちらかというと、既に妊娠が分かっている方向け、そして既に出産をされた方向けのお話になります。

妊娠前、妊娠中に虫歯を治すことはとても大切で、それについては認知度も次第に高くなってきています。
しかし現実、虫歯になってしまうリスクが高い時期は、出産後退院して、本格的な育児が始まってからなのです。
特に赤ちゃんの授乳期は、寝不足もあり子育てで手一杯になってしまうので、とても危険です。

昼夜、赤ちゃんを寝かしつけつつ、自分も歯磨きをしないまま寝てしまったという感じで、日々のデンタルケアが不十分な状況になっていく方が多いですし、定期的な歯科検診も、子育てに追われて赤ちゃんもいるし・・・と、なかなか足を向けられなくなってしまうのです。
そして、子どもが保育園や幼稚園へ入園して落ち着いたころ、歯医者へ行ってみると虫歯があちらこちらに!という患者様が多いのです。

子育ては、とても大変だと思います。
しかし歯は一生ものです。
日々のデンタルケアと定期健診、大変だと思いますが子育て同様、頑張ってほしいと思います。

わかさ歯科クリニック